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『痔』と『大腸がん』の違いは?【専門医が徹底解説】

「もしかして大腸がん…?」痔の出血で不安になっているあなたへ

「またおしりから血が…でも、いつもの痔だから大丈夫だよね?」

そう思いながらも、「もしかしたら大腸がんだったらどうしよう…」と不安を感じていませんか?

結論から言うと、痔は基本的に良性の病気なので、すぐに命に関わることはありません。

しかし、痔と大腸がんの出血は非常に似ているため、「痔だと思っていたら、実は大腸がんだった」というケースもあるのです。

この記事では、「痔」と「大腸がん」の違いをわかりやすく解説して、

今後どうしていけばいいのか、をお伝えしていきます。

「自分の出血は大丈夫かな?」と気になっている方は、ぜひ最後まで読んでください。

この記事の内容

  • 「痔」と「大腸がん」の違いを解説
  • 病院を受診するタイミングを明確化
  • 「大腸とおしりのトータルケア」ができる大腸肛門科について
  • Q&A〜よくある質問〜

この記事の信頼性

この記事を書いた私の名前は「金澤 周(かなざわ あまね)」です。

埼玉県草加市にある、草加西口大腸肛門クリニックの院長です。

また、大腸と肛門の専門医であり指導医でもあります。

これまでに便潜血陽性で悩む患者さんを10,000人以上診察してきました。

これを読めば、あなたも『痔』と『大腸がん』の違いがわかり、検査の必要性を知ることができます

『あなたとあなたの大切な人の健康と未来を守るために』

それでは始めていきましょう。


目次

「痔」は基本的に心配ないが、「大腸がん」は命に関わる病気

痔は良性の病気であり、出血があっても基本的に命に関わることはありません。

例えば、痔の一種である「内痔核(いぼ痔)」は、

便秘でいきんだり、重いものを持ったりなど、

おしりに負担がかかる生活習慣が原因でできることが多く、

出血があっても基本的に軽度で、自然に治ることがほとんどです。

一方で、『大腸がん』は悪性の病気で命に関わるため、早期発見・早期治療が非常に重要です。

なぜなら、大腸がんは初期症状がほとんどなく、

気づいたときには病気が進行しているケースが少なくないからです。

ここで問題なのは、「痔の出血」と「大腸がんの出血」が見た目では区別がつきにくいこと。

つまり、「痔の出血だと思い込んでいたら、実は大腸がんのサインだった」ということがあり得るのです。

「痔」と「大腸がん」の出血は非常に似ています!

「痔の出血」と「大腸がんの出血」には、以下のような違いがあります。

出血の原因大腸がん
鮮やかな赤い色(鮮血)黒っぽい色〜鮮血まで様々
出血のタイミング排便時や排便後が多い排便時以外にも出血することがある
出血の継続一定期間でおさまる繰り返し出血する
痛み痛みがあることもある痛みがないことが多い
便の形変化なし細くなったり、下痢をすることあり

「痔は鮮血」「大腸がんは黒っぽい血」と思われがちですが、実はそうとも限りません。

大腸がんの出血は、黒っぽい血から鮮血まで幅広く、痔の出血と区別がつかないケースも多いのです。

下の図をみてください。

大腸の奥の方の出血は黒っぽくなりますが、

肛門に近い直腸からの出血は鮮血になることもあります。

「血の色が鮮やか(鮮血)だから痔だろう」と自己判断してしまうのは危険です。

大腸がんを見逃さないためにも、専門医による適切な診察と検査が必要です!

特に40代以降になると、大腸がんのリスクが徐々に上がるため、出血の原因をしっかり調べることが重要です。

血便の色から見た病気の危険性について知りたい方は、以下の記事を参照してくだだい。

おしりからの出血(鮮血)で、病院を受診するタイミングは?

出血量が多い場合や、出血を繰り返す場合は病院を受診してください。

たとえ痔からの出血であっても、出血量が多く継続すると、

貧血となり生活に支障をきたします。

あとは、あなたが不安な気持ちになっている場合も、受診をお勧めします。

「この出血は、痔なのかな?もしかしたら大腸がんかな?」と、

不安でモヤモヤしながら毎日を過ごすよりも、思い切って病院を受診してみましょう!

大腸とおしりのトータルケア」ができる、大腸肛門科

おしりからの出血で悩んでいるときは、

「大腸とおしりのトータルケア」ができる、大腸肛門科の受診をお勧めします。

大腸肛門科を受診するメリットは、

  • 「痔の出血」なのか「大腸がんの出血」なのか、はっきり診断ができる
  • 「大腸内視鏡検査」を受けることで、大腸がんの早期発見ができる
  • 「大腸内視鏡検査」で大腸ポリープが見つかった場合、切除ができる(大腸がんの予防になる)!

「痔のせいかも…」と思っていた出血が、実は大腸がんが原因だったというケースも少なくありません。

だからこそ、「おしり」も「大腸」もまとめて調べられる大腸肛門科で、しっかり検査することが大切です。

おしりも大腸も両方しらべて、不安をすっきり解消しましょう!

「まだ様子を見ようかな…」と迷っている間に、

そして、「痔からの出血だから大丈夫」と自己判断している間に、

もし病気が進行してしまったら?

そうなる前に、ぜひ一度、大腸肛門科に相談してみてください。

あなたが安心できるよう、私たちが全力でサポートします!

大腸内視鏡検査について詳しく知りたい方は以下の記事をご参照ください。

まとめ

あなたの不安、よくわかります。でも、ひとりでなやまないでください

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おしりの悩みって、恥ずかしいし、なかなか人に相談しづらいですよね。

「こんなことで病院に行っていいのかな?」と迷ってしまう気持ち、よくわかります。

でも、大腸と肛門の専門医として、

「もっと早く来ればよかった」と後悔する方を、何人も見てきました。

あなたの不安を、一緒に解決するお手伝いをさせてください。

「痔の出血なのか、大腸がんなのか?」

それをしっかり診断し、必要なケアをするのが、私たちの仕事です。

「もしかして…?」と少しでも気になったら、どうかひとりで抱え込まずに、気軽にご相談ください。

あなたが安心できるように、「大腸とおしりのトータルケア」でお待ちしています。

この記事が、

  • 皆様の健康維持
  • 皆様の病気の早期発見・早期治療
  • 皆様が大腸肛門科を受診する際の不安の軽減

これらのためにお役に立てれば幸いです。

『あなたとあなたの大切な人の健康と未来を守るために』

草加西口大腸肛門クリニック 院長 金澤 周(かなざわ あまね)

草加西口大腸肛門クリニックのHPはこちら▶︎▶︎▶︎草加西口大腸肛門クリニック

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この記事を書いた人

大腸肛門科医
【経歴】弘前大学医学部卒業▶︎横浜市立大学研修医▶︎神奈川県立がんセンター・大腸外科▶︎社会保険中央総合病院・大腸肛門病センター▶︎2018年から草加西口大腸肛門クリニック院長
●診療理念『あなたとあなたの大切な人の健康と未来を守るために』
●大腸とおしりの悩みを解決します!

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