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大腸内視鏡検査前日、コーヒー飲んでいい?【専門医が徹底解説】

大腸内視鏡検査を控えているあなた、前日の食事や飲み物に関して疑問や不安を感じていませんか?

特に、日頃コーヒーを飲んでいる方にとって、

「検査前日も少しでも飲みたいな」と思うのは当然ですが、果たして大丈夫なのでしょうか。

今回は、コーヒーが大腸内視鏡検査に与える影響について、専門医の立場から徹底解説します。

「大腸内視鏡検査前日にコーヒーを飲んでいいかな?」と迷っている方の疑問を解決します。

この記事の内容

  • 大腸内視鏡検査前日の食事制限で大事なこと
  • 大腸内視鏡検査前日にコーヒーは飲んでいいのか?
  • コーヒーと腸内細菌の関係
  • コーヒーと過敏性腸症候群の関係
  • 大腸内視鏡検査前日にコーヒーを飲むことについてのQ&A

この記事の信頼性

この記事を書いた私の名前は「金澤 周(かなざわ あまね)」です。

埼玉県草加市にある、草加西口大腸肛門クリニックの院長です。

大腸内視鏡検査前には、飲食物の制限をして『きれいな腸』にする必要があります。

これを読めば、大腸内視鏡検査前日のコーヒーを不安なく楽しめます!

また、コーヒーと腸に関するトピックスも挙げてみました。

『あなたとあなたの大切な人の健康と未来を守るために」

それでは始めていきましょう!

目次

大腸内視鏡検査前日の食事制限で大切なこと

大腸内視鏡検査の精度を高めるためには、検査前日の準備が重要です。

検査の精度を上げるためには、

特に、腸内に食べ物の残りがない『きれいな腸』にしておくことが大切です。

【『きれいな大腸』の内視鏡検査画像】

そのため、検査前日には消化が良い食事を選ぶ必要があります。

前日の飲み物については『さらさらしたイメージ』の飲み物はOKです。

一方、乳性品など脂肪分を含む飲み物やアルコールは、腸に負担がかかるため控えた方が無難です。

では、コーヒーはどうでしょうか?

大腸内視鏡検査前日に、コーヒーは飲んでもいいの?

結論として、大腸内視鏡検査前日でもコーヒーを飲むことは基本的に問題ありません。

コーヒーはお茶と同じようにカフェインを含みますが、

一般的に脂肪分が少なく、「サラサラした飲み物」なので、消化にも大きな影響を与えることはありません​​。

ただし、過剰な摂取は胃酸過多や胃腸の不快感を引き起こす可能性がありますので、

コーヒーを飲む量はほどほどにしてください。

コーヒーと腸内細菌の関係

最近、コーヒーが腸の健康に良い影響を与えるかもしれないということが注目されています。

実は、コーヒーを飲むことで、腸内の細菌のバランスが改善される可能性があると分かってきました。

腸内にはたくさんの細菌が住んでいて、そのバランスが健康に大きく影響します。

コーヒーが特定の細菌(例えば、ローソニバクター・アサッカロリティカス)を増やすことがわかっていて、

その結果、腸内の環境が良くなることが期待されています。

コーヒーと過敏性腸症候群(IBS)の関係

過敏性腸症候群(IBS)を患っている方にとっては、コーヒーが症状を悪化させる可能性があります。

特に、カフェインが腸を刺激することで、下痢や腹痛を引き起こす場合があるため、

日頃から、過敏性腸症候群の症状が出やすい方はコーヒーの摂取を控えることをおすすめします​。

過敏性腸症候群について詳しく知りたい方は以下の記事を参照してください。

大腸内視鏡検査前日にコーヒーを飲むことについてのQ&A

大腸内視鏡検査前日にコーヒーを飲んでも問題ないですか?

コーヒーは飲んでもOKです。ただし、飲み過ぎは胃腸の不調の原因となりますので、過度の摂取は避けてください。

コーヒーを飲むタイミングはいつがいいですか?

コーヒーは食後に飲むのが理想的です。空腹時に飲むと胃酸過多を引き起こすことがあるため、食後に楽しんでください。

コーヒーを飲むことで大腸内視鏡検査の精度が変わりますか?

コーヒー自体が大腸内視鏡検査の精度に直接影響を与えることは少ないと考えられます。

コーヒー以外に検査前日に飲んでもいい飲み物はなんですか?

基本的に、水・お茶・スポーツドリンクなど「サラサラした飲み物」はOKです。乳性品など脂肪分の多いものや、野菜ジュース、アルコールなどは避けた方が無難です。

まとめ

ここまで記事を読んでいただきましてありがとうございました。

『大腸内視鏡検査の前日にコーヒをのんでもいいのか?』についておわかりいただけましたでしょうか。

大腸内視鏡検査前日、コーヒーを飲むことは基本的に問題ありませんが

過剰の摂取は胃や腸へ負担をかけますので、飲む量をはほどほどにしてください。

なお、大腸内視鏡検査前後の食事について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

この記事が

  • 皆様の健康維持
  • 皆様の病気の早期発見・早期治療
  • 皆様が大腸肛門科を受診する際の不安の軽減

これらのためにお役に立てれば幸いです。

『あなたとあなたの大切な人の健康と未来を守るために』

草加西口大腸肛門クリニック 院長 金澤 周(かなざわ あまね)

草加西口大腸肛門クリニックのHPはこちら▶︎▶︎▶︎草加西口大腸肛門クリニック

引用文献

  1. 藤井拓人.苦味による巧妙な胃酸分泌調整メカニズム.ファルマシア 2018; 54: 355
  2. Paolo Manghi, Ambisca Bhosle, Kai Wang, et al. Coffee consumption is associated with intestinal Lawsonibacter asaccharolyticus abundance and prevalence across multiple cohorts. Nature microbiology, 2024; 9: 3120-3134
  3. Koochakpoor G, Salari-Moghaddam A, Keshteli AH, et al. Association of coffee and caffeine intake with irritable bowel syndrome in adults. Front Nutr, 2021; 8: 63469
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この記事を書いた人

大腸肛門科医
【経歴】弘前大学医学部卒業▶︎横浜市立大学研修医▶︎神奈川県立がんセンター・大腸外科▶︎社会保険中央総合病院・大腸肛門病センター▶︎2018年から草加西口大腸肛門クリニック院長
●診療理念『あなたとあなたの大切な人の健康と未来を守るために』
●大腸とおしりの悩みを解決します!

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