「最近おしりがかゆくてつらいけど何科を受診したらいいのかな?」
と思って、検索した方もいらっしゃるのではないでしょうか?
クリニックにも『おしりがかゆい』ために来院される女性が多くいらっしゃいますが、
どうしても恥ずかしさのため受診をためらいがちになってしまいます。
「まずは市販薬でやってみよう」と市販薬で様子をみているうちに悪化してしまうケースもあります。
この記事では、『女性でおしりがかゆいときには何科を受診すべきか』について、専門医がわかりやすく解説をしていきます。
なお、おしりのかゆみの全般については、以下の記事で詳しく解説していますのであわせてご覧ください。

この記事の内容
- 女性に多い「おしりのかゆみ」の原因
- 女性でおしりがかゆいときは何科を受診したらいいか?
- 受診の目安
- 実際のおしりの診察の様子
- Q&A|おしりのかゆみについてよくある質問
この記事の信頼性
この記事を書いた私の名前は「金澤 周(かなざわ あまね)」です。

この記事を読めば、『女性でおしりがかゆいときに何科を受診したらいいか』について知ることができ、対処法がわかります。
『あなたとあなたの大切な人の健康と未来を守るために』
それでは始めていきましょう。
この記事は、草加西口大腸肛門クリニックの院長が専門医の立場から執筆しています
女性に多い『おしりのかゆみ』の原因
女性のおしりのかゆみの原因は多くありますが、
ここでは日頃の診療でよくある以下の5つについて少し詳しくみていきます。
- 痔(いぼ痔・切れ痔)
- 肛門周囲湿疹
- カンジダ感染
- かぶれ(接触性皮膚炎)
- アトピー性皮膚炎
痔(いぼ痔・切れ痔)
おしりのかゆみの原因の一つに『痔』があります。
痔には以下の3種類があります。
- いぼ痔(痔核)
- 切れ痔(裂肛)
- 痔瘻
この中で、女性のかゆみの原因として多いのは『いぼ痔』と『切れ痔』です。
いぼ痔(痔核)

いぼ痔には主に内痔核と血栓性外痔核の2種類がありますが、
かゆみの原因となりうるのは内痔核で、血栓性外痔核は痛みが中心です。
内痔核がある程度大きくなると、
内痔核からの粘液の分泌が増えて肛門からにじみ出ることによって、
肛門周囲の皮膚を刺激してかゆみの原因となります。
また、大きな内痔核があり、肛門から常に脱出していて肛門にはさまったような状態になると、
肛門がピッタリと閉まらななくなり、ゆるい便やガスがもれやすくなります。
このにじみ出した便が肛門周囲の皮膚につくことで、皮膚を刺激してかゆみの原因となります。
いぼ痔が原因と考えられるかゆみの場合は、
まずは軟膏などでいぼ痔の治療をすることによって、かゆみが改善する可能性があります。
いぼ痔の全般についてより詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

その他では、肛門の外側の皮膚の成分(皮垂(ひすい))が大きい方の場合、
排便の後におしりが拭きにくいことがあり、がんばって何回も拭いているうちに傷がついてしまい、かゆみの原因となることがあります。
おしりが拭きにくい場合は、排便後にウォシュレットやシャワーを使うことによって、できるだけ拭く回数を少なくすることも重要です。
切れ痔(裂肛)

切れ痔は肛門上皮という肛門の皮膚が、硬い便をしたときなどに裂けてしまうことでおこります。
このため、メインの症状は痛みです。
しかし、切れ痔の場合でもかゆみが出る場合もあります。
かゆみの原因① 傷の治るときに伴うかゆみ
切れ痔の裂けた傷が治る過程で、皮膚の再生が進み、神経が活性化することでかゆみが起こることがあります。
『かさぶたがかゆい』のと似た状況です。
かゆみとともに、ピリピリとした痛みを伴うこともあります。
かゆみの原因② 傷からの滲出液(しんしゅつえき)によるかゆみ
切れ痔があると、傷の部分から少量の出血や滲出液が出ます。
滲出液はやけどのときに出る液体と同じです。
この滲出液や出血が下着皮膚に触れて、湿った状態となり皮膚が刺激されることで、かゆくなります。
切れ痔が原因でかゆみが出ている場合には、切れ痔の治療をしないとかゆみは改善しません。
おしりがかゆくて痛みも少しある場合は、切れ痔が原因の可能性もありますので、肛門外科(大腸・肛門外科)で相談をしてみてください。
切れ痔の全般について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

肛門周囲湿疹

肛門周囲の皮膚が物理的に傷つくことによって、かゆみが出ます。
原因としては、
- 排便後の拭きすぎ
- 排便後の拭き残し
- お風呂での洗いすぎ
- 汗でむれる
- ウォシュレットの不適切な使用
- 乾燥
などにより、皮膚のバリア機能が低下することによっておこります。
診察では、皮膚に細かい傷がついていたり、
皮膚がボコボコと厚くなったり、赤みが出ていたり、
プールの後の手のように皮膚が白っぽくふやけたようになっていることもあります。
また、「かゆみ」だけでなく、「痛み」も伴うことがあり、
患者さんはよく「いたがゆい」とおっしゃいます。
菌などの感染がないことが多いため、
ガリガリかくなど、新たな刺激を加えず、清潔に保つことで症状が改善していきますが、
自然に改善しない時は、保湿剤や、ステロイド入りの軟膏を使って治療をします。
カンジダ感染

カンジダ症は、カンジダというカビ(真菌)が原因となる感染症で、肛門周囲のかゆみを引き起こします。
カンジダは皮膚や粘膜にいる常在菌ですが、免疫力が低下しているときなどに増殖して炎症を起こすことがあります。
カンジダは特に湿気の多い環境で増殖しやすく、下着のむれや長時間の座位が影響します。
かゆみの他に、皮膚の赤みや白いカスのようなものがみられることがあります。
女性の場合は、膣や外陰部にカンジダ症を発症することもあり、これが肛門周囲まで広がっている場合もあります。
診断は、綿棒で皮膚をこすり、専用の培地につけて、カンジダの培養検査を行います。

カンジダが陽性の場合は、専用の抗真菌薬で治療を行います。
おしりだけでなく、膣や外陰部もかゆい場合は、カンジダ感染の可能性もあります。
肛門科と婦人科の両方の受診を検討してみてください。
かぶれ(接触性皮膚炎)
接触性皮膚炎は、何らかの刺激物に触れることで皮膚が炎症をおこし、かゆみが生じます。
日常での刺激物としては、
- トイレットペーパーの香料
- 漂白剤
- ボディーソープ
- 衣類の洗剤
- 下着の素材
- 生理用品によるかぶれ
などが原因になります。

接触性皮膚炎の場合は、原因物質の特定が重要であり、それを避けることで症状が改善します。
上記の製品などが原因の可能性がある場合は、他の製品に変えてみましょう。
症状がひどい場合は、抗アレルギー薬の内服や、ステロイドの外用薬が有効です。
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎を持つ人は、皮膚のバリア機能が低下しているため、
おしりの皮膚も乾燥しやすく、かゆみがでます。
特に冬場や、ストレスがかかった時に悪化しやすく、かいてしまうことで炎症が広がることがあります。
日頃から保湿を徹底し、炎症が強い場合は皮膚科医の指導のもと、ステロイドや抗炎症薬を使用します。
おしりがかゆい女性は何科を受診すべき?

これまで女性のおしりのかゆみの原因についてみてきました。
では、実際にかゆみで困っているときは、何科を受診したらいいのでしょうか?
以下にながれをまとめました。

まず、外陰部や膣のかゆみがある時は、婦人科は必ず受診してください。
次に、かゆみの部位が、肛門の周囲だけでなく肛門のふちや中もかゆい場合は、肛門外科(大腸・肛門外科)の受診がおすすめです。
理由としては、いぼ痔や切れ痔がかゆみの原因となっている可能性もあるためです。
肛門周囲のみがかゆい場合は、肛門外科(大腸・肛門外科)か皮膚科どちらかを受診してください。
どちらの診療科が適しているかの判断は難しく、
当院の場合も診察の際に皮膚科的な病気が疑わしい場合は、皮膚科をご紹介したりしています。
まずは、近隣にあるどちらかの診療科でみてもらってください。
ただ、皮膚科の場合は肛門の診察をあまりしていない病院もありますので、
受診の前に一度電話などで事前に相談していただくのがいいと思います。
受診の目安は?
次に、受診の目安についてです。
早めに病院を受診する目安をまとめました。
- かゆみがが長引く(1週間以上)
- かゆみを繰り返す
- 市販薬を使って症状が悪化する・1週間たっても改善しない
- 出血がある
- 痛みがある
- 生活・仕事・勉強に支障がある場合
かゆみが長引く場合(1週間以上)
物理的な刺激などによって皮膚が傷ついた場合は、
新たな刺激が加わらなけば、自然に傷は治っていきます。
しかし、1週間以上たってもかゆみが改善しない場合は、痔やカンジダ感染の可能性もありますので、早めに病院を受診してください。
かゆみを繰り返す場合
一度かゆみが良くなっても短期間で繰り返す場合は、何かしらの原因がある可能性があり、
自己判断で放置することで、かゆみが慢性化してしまうこともあります。
繰り返すかゆみが気になる場合は、慢性化する前に病院で相談をしてみてください。
市販薬を使って症状が悪化する・1週間経っても改善しない場合

おしりがかゆくても、仕事や家事や学校が忙しくて、病院になかなか行けない方もいると思います。
そんな時は、薬局などで市販の軟膏を買って使ってみるのもいいと思います。
市販の軟膏の多くは、『ステロイド』が入っているため、カンジダなどの感染症の場合は逆効果で、かゆみが悪化してしまうこともあります。
市販の軟膏を使って症状が悪化する場合は、すぐに使用を中止して、病院を受診してください。
もちろん、薬局で薬を買う時は、薬剤師の方と相談をして買うようにしてください。
出血がある・痛みがある場合
かゆみだけでなく、出血や痛みがある場合は、
皮膚がかなりあれていたり、痔があったりする可能性があります。
早めに病院を受診して、しっかりと診断をしてもらい、適切な治療を開始しましょう。
生活・仕事・勉強に支障がある場合
次に、『生活・仕・勉強にに支障がある場合』というのは、
例えば、「夜になると痒くて眠れない」とか、
「仕事中や勉強中にかゆみが気になって集中できない」などの場合です。

お風呂上がりや、夜間に布団に入ると、肛門部が暖かくなることで、かゆみが強くなる方もいます。
また、日中の活動をしている時は気にならなくても、落ち着いた環境になるとかゆみが気になることも多いです。
「最近かゆくてつらいな…」と思ったら、病院受診のタイミングです。
おしりがかゆいときの実際の診察の様子

「病院の受診が必要なことはわかったけど、やっぱり恥ずかしくて受診しにくいな…」
という方もいらっしゃると思います。
私が院長をしている草加西口大腸肛門クリニックでは、
プライバシーに配慮し、恥ずかしさを極力軽減する工夫ををしていますので、
「おしりのかゆみ」で非常に多くの女性の方がご相談にいらっしゃいます。
ここでは、私のクリニックでのおしりのかゆみの診察の様子を紹介していきます。
問診
まずは問診で、おしりのかゆみが、
- どのようなかゆみか
- どのくらいかゆいか
- いつからかゆいのか
- どのようなときに悪化するのか
- おしりの腫れや痛みの有無
- 出血の有無
- 排便の様子
- 治療中の病気や内服薬
などを丁寧にうかがいます。
当院での『はずかしくないおしりの診察』
「おしりの診察」というとだれもが恥ずかしさと不安でいっぱいだと思います。
「どういうふうに診察をするのかが分からないので不安です…」
実際に問診の際にはこのような声をよくお聞きします。
当院では、患者さんが恥ずかしくないように、
プライバシーに最大限配慮したおしりの診察を心がけています。
また、痛みが強い場合には、無理はせず可能な範囲で丁寧に診察を進めていきますのでご安心ください。
当院でのおしりの診察の手順は以下のとおりです。
① カーテンの中で、ズボンや下着をおしりが見えるくらいまで下ろして、診察台に横になっていただきます。
② おしりに清潔なシートをかけます。これで診察の準備が完了です。

③ 視診察(見て観察)をします。
④ 指診察(指で診察)をします。
⑤ 肛門鏡(こうもんきょう)で診察をします。
肛門鏡は下の写真のような小さな器械で、痔の様子などを詳しく観察できます。

⑥ 診察が終わりましたらカーテンの中でゆっくりお着替えをしていただきます。
おしりの診察のながれは以上です。
なんとなくイメージしていただけましたでしょうか?
診察時間は1〜2分程度です。
女性の診察の場合には、女性スタッフがすぐそばにおりますので、安心して診察を受けていただけます。
カンジダ培養検査
症状や所見から、カンジダの感染が疑われる場合は、おしりの診察の際にカンジダ培養検査も行います。
診断名の説明と治療のご案内

ここまでの診察から、現時点での診断名をお伝えします。
かゆみの原因が、肛門周囲湿疹や接触性皮膚炎であれば、
ステロイド入りの軟膏などの外用薬を使った治療を行い、かゆみ止めの内服薬などの処方もします。
カンジダの培養を行った場合は、結果が出るまで約1週間かかるため、
まずは通常のかゆみに対する治療をご案内し、後日結果をお伝えし、カンジダ陽性の場合は専用の抗真菌薬による治療をご案内します。
また、女性の場合には膣や外陰部のカンジダ症を合併していることもありますので、
必要に応じて婦人科の受診をご案内したします。
さらに、皮膚の病気の一部として、おしりのかゆみが出ている可能性がある場合は、
当院で最初の対応を行い、皮膚科の受診をご案内いたします。
おしりのかゆみはデリケートな悩みのため、病院を受診するのをためらってしまいますよね。
「まだ大丈夫かな…」
「恥ずかしいから病院に行きにくいな…」
と自己判断で放置すると悪化し、治るまで時間がかかってしまいますので、
かゆみが気になる場合は我慢せずに、どうぞお気軽にご相談ください。
Q&A|女性のおしりのかゆみについてよくある質問
以下に、患者さんからよくいただくご質問をQ&A形式でまとめました。
Q&Aは全部で10個あります、気になる点があれば、ぜひご確認ください。
-
Q. 婦人科と肛門科、どちらを先に受診すればいいの?
A. かゆみが「外陰部や膣中心」の場合は婦人科を、「肛門周囲や肛門の中のほうがメイン」であれば肛門科(大腸・肛門外科)を先に受診してください。判断が難しい場合は、まずはどちらかで相談をして、必要があればもう一方を紹介してもらいましょう。
-
Q. 肛門科って女性が行っても大丈夫?
A. もちろん大丈夫です。当院では女性が受診しやすいように、プライバシーに配慮し、恥ずかしさを極力軽減する工夫ををしていますので、安心してご来院ください。どうしても気になる場合は女性の肛門科医のいるクリニックの受診をお勧めします。
-
Q. 皮膚科ではなく肛門科を受診した方がいいのはどんなとき?
A. 肛門の内側にかゆみがある場合や、排便と関係する場合、肛門周囲に腫れや痛みなどがある場合、出血を伴う場合などは、皮膚科よりも肛門科の方が適しています。
-
Q. おしりがかゆいだけで受診しても大丈夫?
A. はい、大丈夫です。かゆみがひどくなると、生活に支障をきたします。早めに原因をみつけて適切に対処することで、生活が楽に送れる場合もあります。気になる場合は気軽に受診してみてください。
-
Q. 市販薬で様子を見てもいいのはどんなとき?
A. かゆみが軽く、出血や腫れや痛みがない場合は、市販の痒みどめや痔の軟膏で様子をみるのもありですが、市販の軟膏を使って症状が悪化する場合、1週間使っても改善しない場合は、必ず医療機関を受診してください。
-
Q. 婦人科的な病気でもおしりがかゆくなることはあるの?
A. はい、あります。膣カンジダや外陰部の炎症、性感染症などは、肛門付近までかゆみが広がることがあります。膣や外陰部の違和感やおりものの異常を伴う場合は、婦人科を受診してください。
-
Q. 肛門科でどんな診察をされるか不安です
A. 基本的には、問診のほかに、視診(見て診察)、触診(指で触れて診察)、肛門鏡という専用の器械を使った診察が行われます。痛みはほとんどなく1−2分程度で診察は終了します。プライバシーや恥ずかしさも十分配慮して診察を行いますので安心してください。
-
Q. 肛門のかゆみと痔は関係があるの?
A. はい、関係があります。いぼ痔や切れ痔が原因でかゆみが出ることも多いです。痔が原因の場合は専用の軟膏での治療が必要になります。
-
Q. 生理の前後だけ肛門がかゆくなるのはなぜ?
A. 女性ホルモンの変動で皮膚が敏感になり、肛門まわりにかゆみが出やすくなるためです。
生理前はプロゲステロンが優位になり、皮脂分泌が増える一方で皮膚の水分保持力やバリア機能が低下し、かゆみや刺激を感じやすくなります。さらに、生理が始まるとエストロゲンが急激に減少し、皮膚が一時的に乾燥・敏感になりやすくなります。このようなホルモンのゆらぎが、デリケートな肛門周囲のかゆみを引き起こす要因になります。 -
Q. 婦人科と肛門科を同時に受診するのアリ?
A.もちろんアリです。症状が婦人科領域と肛門とどちらにもある場合や、判断がつきにくいときは、両方を受診することで早期診断と適切な治療につながります。
よくある質問を確認したところで、改めて記事全体のポイントを「まとめ」として整理しておきます。
まとめ

ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
『女性でおしりがかゆいときに何科を受診したらいいのか』についてお分かりいただけましたでしょうか。
まずは、以下のチャートを参照して、肛門外科(大腸・肛門科)や皮膚科を受診してみてください。

さらに、外陰部や膣のかゆみもある場合は、婦人科も受診してください。
この記事では受診科の選び方を中心に解説しました。
おしりのかゆみの詳しい原因や治療法については、以下のまとめ記事も参考にしてください。

この記事が、
- 皆様の健康維持
- 皆様の病気の予防・早期発見・早期治療
- 皆様が大腸肛門科を受診する際の不安の軽減
これらのためにお役に立てれば幸いです。
『あなたとあなたの大切な人の健康と未来を守るために』
草加西口大腸肛門クリニック 院長 金澤 周(かなざわ あまね)
当院の診療について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください
参考文献
- 肛門疾患(痔核・痔瘻・裂肛)・直腸脱診療ガイドライン2020年版.日本大腸肛門病学会, 2020
- 広告可能な診療科名の改正について.厚生労働省HP(https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/kokokukisei/dl/koukokukanou.pdf)
- Gratton R, Del Vecchino C, Zupin L, et al. Unraveling the Role of Sex Hormones on Keratinocyte Functions in Human Inflammatory Skin Diseases. Int. J Mol Sci. 2022; 23: 3132
